さくら都市総合研究所

ホーム > 業務内容 > 建設系営業業務コンサルティング

 

 

競争せずに受注する ———— これは私が建設会社の営業に身を置いていた時絶えず考え、行動の「指針」としたものです。
過度な消耗戦を要求される競争による受注は、結果として企業体力の低下を助長し、時によりその存続をも危うくします。
営業担当者の個々の質を向上し、社長自身が方針をしっかりと示し、それを部門長が具体化し、部下が咀嚼(そしゃく)し、日々の行動につなげていく、という一連の方向性を示さなければいつになっても営業マンの意識改革はできません。
まだまだ営業マンの意識の中に「指名に入る迄が自分の仕事、あとは会社の判断」と認識し、ぬるま湯をよしとする人材が多く、専門工事業者も含めた中小企業にその傾向が多く見られます。あくまで営業マンたる人材は「自工程完結」を目指し、お客様との交渉の中で利益を確保した契約に持ち込み、施工部隊に引き継ぐことでその存在感を示すべきです。
特命・設計施工の受注とは、ひとえに「造注」に他なりません。活動するための基礎知識として、宅地建物の取引きに必要な知識はもとより、民法、農地法等必要な関連法律知識、そして、国・地方自治体からの補助金制度、各種条例網の知識を有する事は勿論、営業マン自身の人格を磨く、お客様が「この人に任せれば安心」と思って頂く事が肝要となります。
建設、設計部門にたずさわる企業の皆様に、私自身が経験した多くの事例を踏まえ「競争せずに受注する」ためのノウハウを提供させて頂きます。